ザ・トレーニング
髄液細胞数算定法
大須賀 武雄
1
,
浦 元子
1
1同愛記念病院研究検査部
pp.53-56
発行日 1987年1月1日
Published Date 1987/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203969
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髄液細胞数算定は,化膿性,結核性,ウイルス性,癌性髄膜炎,最近では中枢神経白血病などで髄液中細胞数とその種類が診断,予後,治療方針に重要なデータを提供するので,算定に要する知識と技術を習得しておく必要がある.例えば,髄液を検体として取り扱う技師の常識として,検体となる髄液は患者の精神的・肉体的苦痛を伴って採取されたものであり,一般の検体とはまったく異なることを理解しておく必要がある.検査に際し失敗は許されないので,取り扱いは十分に注意を要する.
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