技術講座 病理
臓器別染色3—骨髄・リンパ節
舟橋 正範
1
,
社本 幹博
1
1藤田学園保健衛生大学・病理学
pp.1053-1057
発行日 1985年12月1日
Published Date 1985/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203525
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骨髄
骨髄穿刺液から得られる塗抹標本中には,赤芽球系,顆粒球系,単球系,巨核球系,リンパ球系の各細胞と形質細胞,細網細胞,マクロファージなどが見られる.これらの細胞の観察には,May-Grünwald-Giemsa染色,Wright-Giemsa染色が多く用いられている.しかし,限られた標本(材料)で目的に応じ能率よく特殊検査(染色)を行わなければならない.
以下に主な染色法について紹介する.
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