技術講座 血清
ポリエチレングリコール法による血中免疫複合体検出
矢倉 廣
1
,
平峰 繁
1
,
船橋 修之
1
1国立大阪病院臨床検査部
pp.433-437
発行日 1983年5月1日
Published Date 1983/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202761
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血中免疫複合体(Immune Complex)の検出法については数多くの報告がなされている1,2).これら多数の方法をその原理から区分すると 1)免疫複合体の分子量や沈殿性を利用する物理化学的なもの,2)免疫複合体に結合する補体成分を利用するもの,3)抗原と反応したIgGと反応するリウマチ因子を利用するもの,4)細胞膜表面上に存在する補体C3やIgG-Fcレセプターを利用するもの,など四つに大別される.
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