マスターしよう基本操作A
顕微鏡写真の撮り方
佐藤 次郎
1
,
井場 陽一
2
1オリンパス光学工業(株)品質保証部
2オリンパス光学工業(株)研究開発本部
pp.617-624
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202543
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顕微鏡映像を正しく記録するためには,まず使用する機材の正しい操作が必要である.ここで用いられる機材には,顕微鏡,写真撮影装置,フィルター,フィルムと数多くあるが,どれひとつとっても重要なものばかりである.これらを正しく操作するよう日頃から習慣づけることが良い写真を撮る近道と言えよう.
顕微鏡撮影装置のセットおよび使用方法はそれぞれの使用説明書に委ねるとして,ここでは基本的な透過明視野と落射蛍光撮影の手順をオリンパスの顕微鏡(BHS,BH 2-RFL)と,自動写真撮影装置(PM 10 AD)を例に説明する.なおフィルムは35 mm判に限った.また,解説文中,明視野と蛍光の双方の撮影法に関連する内容説明には(明)(蛍)を,明視野撮影のみのときには(明)を,蛍光撮影のみのときには(蛍)を記入した.
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