連載 皮膚科医と写真撮影・3
臨床写真の撮り方(2)
木村 俊次
1
1国家公務員等共済組合連合会立川病院
pp.525
発行日 1992年6月1日
Published Date 1992/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900651
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⑤全景撮影と接写とを行う.この際,視野の大きさと身体部分や病変の大きさのバランスに注意する.バランスが良いと見た目もきれいで理解しやすい.また病変の新旧を含めるなど,説得性の向上に努める.
病変の大きさを明らかにするためにはスケールをあてたり,倍率が写し込まれるボタンを押して撮影する.スケールは黒地に白線で刻まれているものが良く,視野の下端におく.
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