マスターしよう基本操作
大型滑走式ミクロトームの使い方
安藤 怜子
1
,
市川 悦子
1
,
大吉 敏夫
1
,
平山 和子
1
,
松山 春郎
1
1東京都神経科学総合研究所臨床神経病理学研究室
pp.497-504
発行日 1980年6月1日
Published Date 1980/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202075
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神経病理学では,病変の分布が臨床症状と密接な関連性があることや,病気により特異的であったりするために,昔から脳の大切片を作って観察することが行われている.しかし最近では,その他の臓器病理学の領域においても,臓器内の病変の分布が重要視されるようになってきて,大切片を作る研究室も増えてきている.ここではテトランダーの使用法として,当研究室における,脳の大型パラフィンブロックの切り方から切片の貼り付け方までを紹介する.
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