検査じょうほう室 病理:病理標本に見られる不思議な現象
替え刃式ミクロトーム刀
広井 禎之
1
,
吉村 忍
2
,
田中 まさよ
1,2
1防衛医学大学校病理学第1講座
2防衛医科大学校病院検査部病理
pp.1386-1387
発行日 2001年11月1日
Published Date 2001/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906052
- 有料閲覧
- 文献概要
はじめに
薄切時における替え刃式ミクロトーム刀の使用は常識的に行われており,替え刃式ミクロトーム刀は現代の病理組織標本作製にはなくてはならない道具である.ところでこの替え刃式ミクロトーム刀,いつから使われるようになったのだろうか? それ以前は何を使っていたのか,そしてどのようにして開発されたのであろうか? 本稿ではこの替え刃式ミクロトーム刀の開発(発想),規格および使用方法について記述する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.