特集 必修 日常検査の実技
臨床化学
電気泳動法
大島 寿美子
1
1日大板橋病院中検
pp.19-23
発行日 1975年8月1日
Published Date 1975/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200826
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電気泳動法は,血清タンパクの分画法として日常臨床検査に応用されている.電気泳動法は目的に応じていろいろな支持体を用いたり,染色法を変えることにより脂質タンパク,糖タンパク,イソ酵素の分画および血色素の分画など,応用範囲は広い.電気泳動は重要な臨床検査法として一般に普及しているが,適切な操作を実施しない限り正しい成績は得られない.日常検査として実施されているセルロース・アセテート膜電気泳動法と免疫電気泳動法について説明する.
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