マスターしよう基本操作
マイクロピペッティング
宮地 隆興
1
,
亀岡 満子
1
,
藤井 玲子
2
1山口大病院中検
2山口大病院附属臨床検査技師学校
pp.41-45
発行日 1974年10月1日
Published Date 1974/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200589
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検体数の激増と多種目分析の実施のために,臨床検査の定量が通常法から微量法へ,そして超微量法へと発展し,ピペットの取り扱いが簡単で能率よく,しかも精度がよいうえに廉価な微量ピペット(超微量ピペット)が望まれている.この目的のためにデリバリーピペット,コンストリクションピペット,オーバーフローピペット,エッペンドルフピペットやサンズピペットなどが発売されている.このうちでサンズ式のマイクロピペットは上記の条件を満足してくれるものの一つである.また多くの検査室で技師学校の実習に利用されている.そこでサンズ式ピペットの扱い方,注意点を解説してみることとする.
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