増刊号 超音波×病理 対比アトラス
4章 リンパ節・唾液腺ほか
8 リンパ節の反応性病変―20歳代男性
浅井 さとみ
1
,
中村 直哉
2
,
大上 研二
3
,
小川 吉明
4
,
宮地 勇人
1
1東海大学医学部基盤診療学系臨床検査学
2東海大学医学部基盤診療学系病理診断学
3東海大学医学部専門診療学系耳鼻咽喉学
4東海大学医学部内科学系血液内科学
pp.1052-1054
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543104446
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症例の概要
20歳代,男性.主訴は頸部リンパ節腫脹.2週間持続する左頸部リンパ節腫脹のため当院受診.CT検査で両側頸部,両側鎖骨上窩,腋窩,鼠径部に複数のリンパ節腫脹を認め,臨床的に悪性リンパ腫が疑われた.表在超音波検査でも,上記部位に腫脹したリンパ節を複数認めた.受診後4週間後も軽快しないため,左頸部リンパ節(最大サイズ)生検組織検査が施行された.
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