技術講座 生理
シリーズ 乳房超音波検査・2
検査法と画質調整
尾羽根 範員
1
1財団法人住友病院診療技術部超音波技術科
pp.105-110
発行日 2012年2月1日
Published Date 2012/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103438
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新しい知見
超音波診断装置のフルデジタル化により乳腺をはじめ体表臓器用の高周波探触子の空間分解能が格段に向上した．体表臓器領域では応用が遅れていたハーモニックイメージも使用可能なレベルとなってコントラスト分解能も向上している．また，空間コンパウンドや非線形フィルタなど，スペックルノイズを低減して，構造物の連続性を改善し病変の視認性を向上させるスペックルリダクション機能も一般化してきたが，多彩な画質が混在する状況ともなっている．
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