今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか
精子の調整と媒精法
荒木 康久
1
,
荒木 泰行
1
1高度生殖医療技術研究所
pp.1017-1021
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103511
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●通常の精子処理 : 密度勾配分離後,swim upにより良好精子を回収する.swim upの時間は長くしない.
●ごくわずかな精子処理 : サンプル量が少ないときは,採精カップの底壁面に沿って回収し,直接培養液に遊離回収する.
●培性 : swim up処理にて上清の上層部から回収した精子を,卵丘細胞─卵子複合体の入った受精用培養液に添加して行う.2重ディッシュの内側に1 mLの培養液を入れ,数個の卵子に対して,15~20万個の精子を添加する.
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