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小型生化学検査装置BBx®の可能性
清宮 正徳
1
,
野村 文夫
2
1千葉大学医学部附属病院検査部
2千葉大学医学部分子病態解析学
pp.635-636
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103232
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はじめに
小型生化学検査装置BBx®(ニットーボーメディカル)は,自前の検査室をもたない小規模診療施設や,救急往診時などにおける診察時検査を目的として開発され,2009年11月1日に発売された(図).また本装置は小型で携帯可能であること,携帯電池で稼働できること,分析に水が不要なこと,そして発売当初の6項目に加えて新規測定項目が順次搭載されたことなどから,災害時のバックアップ機器としての用途も期待されていた.事実,本年3月11日に発生した東日本大震災被災地への体外診断薬の援助として,日本臨床検査医学会より体外診断に用いるPOC対応装置・試薬の緊急時の機器貸与が3月22日付で発表されたが,「全血にて測定可能で,電池もしくは本体に充電機能があるPOCT機器」としてBBx®が掲載されている.原稿執筆時点(6月)においての実際の貸与台数は不明であるが,本機器の検討を行った者の一人として,BBx®が有効に活用されることを期待している.なお,今回の大震災により亡くなられた方,被災された方に対しましては,心よりお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに,1日も早い復興をお祈り申し上げます.
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