増刊号 メタボリックシンドローム健診検査技術マニュアル
各論
1. 検査前手順 2) 健診準備 (1) 健診者への留意事項
石坂 裕子
1
1三井記念病院総合健診センター
pp.1154-1158
発行日 2007年10月15日
Published Date 2007/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101885
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新健診実施前の準備
2008年度から開始されるメタボリックシンドローム健診(以下,新健診)の内容は問診,身体測定,血液・尿検査から成り立っている.新健診では,健診結果が施設により異なることがないように測定方法,測定値,および判定方法の標準化が行われる(表1).検体検査においては標準物質を用いて検査値を標準化する(表1,2).したがって,検査室としては,血圧,腹囲の測定方法,精度管理に関して,新健診の開始前に標準的な健診・保健指導プログラムに沿って,体制を整えておく必要がある.
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