Laboratory Practice 〈診療支援〉
チーム医療を支えるコミュニケーション力―“食コーチング®”の立場から
影山 なお子
1,2
1パルマローザ
2女子栄養大学
pp.686-688
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101777
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はじめに
臨床検査技師と栄養士とは,双方を取り巻く職場の環境が似ているように思います.どちらも,患者さんと接する機会が今までより多くなっていますし,「患者さんとうまくコミュニケーションがとれない」「職場の人間関係がうまくいかない」などと悩んでおられる方が少なくありません.
その理由の一つに,基礎的なコミュニケーション力不足があること,そして,“医療従事者は接客業である”という認識不足があります.こうした現状を改善するため,私は“食コーチング”を提唱しております.今回は,その一部をご紹介させていただきますが,先生方のお仕事や職場でのコミュニケーション環境づくりの少しでもお役に立つことがあればうれしく思います.
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