糖尿病に効くコーチング 明日から始めてみませんか?・11
チーム医療に活かすコーチング
最上 輝未子
1
1NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン
pp.976-979
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200801
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さまざまな場面で応用が効くコーチング
今回この連載では,糖尿病療養指導の場面で,患者さんのやる気と行動を引き出す手法として,コーチングをご紹介していますが,コーチングは,さまざまな場面で使うことができる,非常に使い勝手が良いコミュニケーションスキルです.
例えば,患者の療養支援以外の場面では,患者・患者家族と医療者の間で,ズレがないコミュニケーションをとりたい場面だけでなく,ズレが生じてしまった後の対応の場面でも使えます.具体的には,初診の患者さんからヒアリングをする場面,初めて入院をする患者さんへの説明の場面,医療者に不信感を抱いた患者さんと対応する場面,インフォームドコンセントの場面などです.
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