ワンポイントアドバイス
巨大血小板が出現したときの対処方法
安藤 秀実
1
,
一井 しず子
1
,
土屋 達行
2
1駿河台日本大学病院臨床検査部
2日本大学医学部臨床検査医学
pp.360-361
発行日 2007年4月1日
Published Date 2007/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101679
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
- サイト内被引用
血小板は直径2~4μmの核のない細胞である.ギムザ染色では淡紫赤色に染まるアズール好性顆粒を有する.血小板の大きさの表現として明確な定義はないが,直径が5μm以上を大(大型)血小板と呼び,8~10μm以上の血小板を巨大血小板と呼ぶ1).本稿では大型,巨大血小板が出現する病態と,出現したときの自動血球計数器による血小板数算定,ならびに正確な血小板数を算定するための対処方法について述べる.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.