検査じょうほう室 血液:血球自動分析装置のフラッグ処理で困ったこと
血球自動分析装置のフラッグを活用する血液像報告
浅井 正樹
1
,
梶浦 容子
1
1名古屋大学医学部附属病院検査部血液検査室
pp.284-286
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100503
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はじめに
臨床検査室において血球自動分析装置は,血液検査を行うため必須の機器であり,現在の機器は,血球数算定(complete blood count,CBC)に加え,白血球5分類機能や網赤血球数測定機能などが搭載されている.特に,白血球5分類機能は,機器の処理能力の速さから従来の血液像を目視鏡検する視算法に比べてTAT(turn around time,処理結果が返ってくるまでの経過時間)の短縮に有用である.
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