検査機器のメカニズム・9
自動血球計数装置
瓜谷 富三
1
1東芝KK医用機器事業部
pp.1046-1047
発行日 1972年9月15日
Published Date 1972/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907758
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1.自動血球計数
血球計数は検査件数が多く,検査員の疲労や測定精度がしばしば問題になっていたが,自動血球計数装置が開発されて,今日では臨床検査室にこの装置が広く使われるようになった.最近ではコールターカウンターS型やTechnicon Cell Counterのように検査過程をすべて自動化する方向に進んでいる.
自動血球計数装置は血球検出機構とその計数部から構成されている.検出機構からみて下記のように大別することができる.
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