ラボクイズ
2004年12月号の解答と解説
中島 哲也
1
,
加藤 裕一
2
,
内藤 愼二
1
1独立行政法人国立病院機構嬉野医療センター研究検査科
2独立行政法人国立病院機構熊本医療センター臨床検査部臨床検査科
pp.41
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543100446
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出題例は急性糸球体腎炎の疑いで緊急入院された方の尿である.検査結果から感染後急性糸球体腎炎(post streptcoccal acute glomerulo nephritis,PSAGN)として治療が開始された.入院時より抗生剤が投与され,入院から1週間は高血圧が認められ薬剤で降圧を試みた症例である.
溶連菌感染後急性糸球体腎炎とは急性糸球体腎炎症候群(血尿・浮腫・高血圧の三徴候)呈し,溶連菌感染症との関連が確実なものを溶連菌感染後急性糸球体腎炎という.
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