座談会
臨床生化学部門における日常検査の人員と規模《その2》—全国自治体病院学会臨床検査専門部会より
田中 英
,
斎藤 正行
,
丹羽 正治
pp.364-371
発行日 1966年4月15日
Published Date 1966/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542917019
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司会結局今のお話も人員の不足ということからくるのではないか。そのような最少限度の検査をする場合には,一体どの程度の最少限度の人員が必要か。またその検査をするための設備とか,また器具というものの最少限度の必要性というところで討論してみたいと思いますが……
この人員の点については,一昨年の全国大学病院の中央検査科長会議というものがありまして,その時に討論された結論によりますと,検査技師,検査助手,雑役,検査事務員というような検査室の専属要員というものが大学病院ではその性格上病床数の15%,それから一般病院ではその規模とか現状について考えなければならないが,大体10%が必要であるというような結論が出ております。
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