講座 検査技術者のための臨床病理学・1
検尿とその臨床(その1)
林 康之
1
HAYASHI YASUYUKI
1
1順天堂大学医学部臨床病理学教室
pp.461-464
発行日 1964年6月15日
Published Date 1964/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916776
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まえおき
本文の目的は,臨床検査室で日常行なわれている諸検査がどのように実際の臨床面で応用され七いるかということを平易に解説し,病名とか病像についてある程度の知識を得ていただくことである。
検査業務はもともと医師の業務から分れたもので,医師は患者を通じて検査に興味を持ち進んで検査を行なうことができる。技術員の場合患者を見ないけれども,病気についてある程度の知識があれば,検査そのものに興味を持つことができ,また能率的な検査もでき,医師との連絡にも非常にプラスするところがあろう。
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