特別レポート
国立大学検査部血液検査室の実態
田原口 経貞
1
,
脇川 千鶴子
1
,
志摩 重美子
1
1徳島大中央臨床検査部
pp.825-828
発行日 1968年11月15日
Published Date 1968/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916525
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
血液検査部門は最近まで他の部門に比べ,器械化,検査法の改良,および精度管理という面でやや立遅れた感があった。しかし,近時ようやく器械化も進み,検査法にもしだいに新しい方法がとり入れられるようになった。このように検査に対する近代化が進んでも,検査件数の増加は大きい。さらに国の政策である"欠員不補充"さらに"欠員カット"による人員不足にわれわれは頭を悩ませている。
今回の調査は主眼をこの"人の問題"を中心に,国立大学検査部血液検査室の実態調査を試みた。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.