入門講座 生化学
標準液・標準曲線
松村 義寛
1
1東京女子医大生化学
pp.590
発行日 1967年8月15日
Published Date 1967/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916183
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標準液
化学分析のうちで,重量分析とガス分析は目標物質の質量が直接に読みとれるのであるが,臨床化学上で最も頻繁に利用せられている容量分析と比色分析においては物質量は直接には得られないものである。
容量分析ではビユレットに入れた液の濃度とその消費量により定量値が得られるし,比色法ではメーターの指示値から吸光度を算出することになる。
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