特集 日常検査法の基礎知識と実技
血清学
動物の注射法,採血法
臼井 美津子
1
1東京大学血清学
pp.1229-1230
発行日 1965年12月10日
Published Date 1965/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915857
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臨床検査における血清学の分野でとりあつかう実験動物は主としてウサギとモルモットである。ウサギは,溶血素(抗ヒツジ赤血球),抗ヒトglobulinなどの抗血清をつくるのにもちいられ,モルモットは補体血清をうるために飼われている。したがってここでとりあげる注射法,採血法は,ウサギの免疫注射の方法,ウサギ,モルモットの採血法に限られるようである。
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