私のくふう
電卓を用いたコリンエステラーゼ(ΔpH法)の検量線自動読み取り法
伊藤 充
1
,
江藤 徳文
1
,
重広 佳枝
1
,
橋本 和正
1
1広島鉄道病院中検
pp.318
発行日 1980年3月15日
Published Date 1980/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915409
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自動分析器,比色計の発達に伴い,スタンダード値,ファクターなどを機器に設定することによって,検量線を用いなくても試料の測定値を直読できるようになった.しかし検量線が直線性を示さないコリンエステラーゼ(Ch-E)高橋・柴田法などでは,吸光度を測定した後,検量線からpH値を求め,更に試料値とブランク値との差をΔpHとして報告しなければならない繁雑さがある.我々はCh-Eの検量線を二次回帰曲線式に当てはめ,吸光度からΔpHへの検量線読み取りをプログラム電卓により自動化しているので,その概要を紹介する.
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