研究
Auto Counterによる血小板数算定法—標準試料に関する検討
蠣崎 郷子
1
,
津嘉山 良子
1
,
掘江 久美子
1
,
森 智恵美
1
,
工藤 秀機
1
,
田上 憲次郎
2
1東京医科歯科大学病院検査部血液科
2筑波大学臨床医学系内科
pp.886-889
発行日 1977年8月15日
Published Date 1977/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914447
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年,血小板数自動算定装置は,検査室への血小板数算定依頼の増大とともに,器械の原理や,それに基づく実用性が問題となってきている.当病院では,全血のまま測定可能なテクニコン社Auto Counter (血小板数用オートアナライザー)を導入し,ルーチン化する前段階として種々の検討を試みたところ,測定には必須である血小板標準試料(Platelet Reference N)について,標準物質として使用するにはやや不満足な点があることを見い出したので報告する.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.