検査ノート
Fonio法とThrombo Counter法による血小板数測定値
相賀 静子
1
1国立病院医療センター臨床検査科血液室
pp.524-525
発行日 1975年5月15日
Published Date 1975/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908974
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近年,血液検査室でも各検査について自動化が進み,血小板数測定も自動機械に切りかえられる所が多くなった.私どもの検査室でも間接法(Fonio法),直接法(Rees-Ecker法)をThrombo Counter法による算定に切りかえてから約半年を過ぎた.それで検査件数が半年間に昨年1年間の血小板検査件数とほぼ同数になったのを機会に全測定値の統計的観察を行ってみた.目的は正常範囲を検討することであるが,対照に多数正常人を集めることはなかなかむずかしいため,外来,入院患者症例を集団として扱ったわけである.
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