新しいキットの紹介
Radioimmunoassayによる血中プロラクチンの測定
扇谷 茂樹
1
,
久城 英人
1
,
村中 修
2
1近畿大学病院中央臨床検査部
2近畿大学病院中央放射線部
pp.87-90
発行日 1977年1月15日
Published Date 1977/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914247
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緒言
プロラクチン(以下,PRLと略)は脳下垂体前葉好酸性α細胞より産生される分子量22,000〜35,000,アミノ酸198個より成るペプタイドホルモン1,2)である.
現在,PRLの測定は下垂体あるいは視床下部腫瘍の部位診断3〜6)ならびにChiari-Formmel症候群の治療経過の観察4,6)などに極めて重要とされている.
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