今月の主題 アミロイド
総説
アミロイドの病理形態
石原 得博
1
,
高橋 睦夫
1
,
内野 文彌
1
Tokuhiro ISHIHARA
1
,
Mutsuo TAKAHASHI
1
,
Fumiya UCHINO
1
1山口大学医学部病理学第一講座
キーワード:
アミロイド
,
アミロイドーシス
,
病理形態学
,
免疫組織化学
,
超微構造
Keyword:
アミロイド
,
アミロイドーシス
,
病理形態学
,
免疫組織化学
,
超微構造
pp.1007-1016
発行日 1989年9月15日
Published Date 1989/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914057
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アミロイドーシスとは,アミロイド線維を主成分とするアミロイドが臓器や組織の細胞外に沈着した結果起こる疾患である.アミロイドは蛋白で,生化学的には種々のものがあり,それぞれ成因,前駆蛋白が異なる.最近では,アミロイド蛋白を酵素抗体法などで形態学的にも同定することが可能になったため,沈着したアミロイド蛋白を基に病型分類が行われる趨勢にある.そこで,アミロイド蛋白を基にアミロイドーシスの一般的および各臓器の病理形態学的特徴をまとめた.
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