質疑応答
臨床化学 EDTA,NaFの凝固阻止の作用
K生
,
藤田 誠一
1
,
片山 善章
1
1国立循環器病センター臨床検査部
pp.1043-1046
発行日 1988年9月15日
Published Date 1988/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913744
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
〔問〕抗凝固剤でCaと結合するものにクエン酸,シュウ酸,EDTA, NaFなどがあります.EDTAはキレートによってCa2+と結合しますが,他の陽イオン(Na+,K+など)ともキレートをつくるのですか.また,NaFによる凝固阻止ではCaF, KFなどをつくるのですか.それと,ドライケミストリーでグルコースを測定する場合,NaFは溶血しやすいため粘度の関係,全血との値はどうですか.さらに,特にグルコース測定(ドライケミストリー〉ではiodoaceticacid, sodiumなどが良いそうですが,その作用についてもご教示ください.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.