Japanese
English
研究
新しいマクロファージ機能検査法の提唱—1.ケミルミネッセンス法によるマクロファージのFcγレセプター解析法への有用性
Activation of Mφs Detected by the Pronounced Expression of Fcγ Receptors Using Chemiluminescence Analysis
馬島 敏郎
1
,
石田 名香雄
2
Toshiro MAJIMA
1
,
Nakao ISHIDA
2
1東北大学医学部細菌学教室
2東北大学
1Department of Bacteriology, Tohoku University School of Medicine
pp.323-328
発行日 1988年3月15日
Published Date 1988/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913605
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ヒト単球や,マウスマクロファージの細胞表面には,イムノグロブリンG (IgG)のFc部に対するレセプターが存在する.従来これらレセプター発現の検査は,ヒツジ赤血球を用いて顕微鏡下で観察し,陽性率を算出するロゼット法が用いられてきた.今回われわれは,化学発光法を用いてFcγレセプターの発現を客観的に測定しうることを見いだしたので,具体的手技を中心に紹介したい.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.