シリーズ・生体蛋白質の検査法・7
紫外線吸収測定法による微量定量法
鈴木 建夫
1
,
目黒 煕
1
Tateo SUZUKI
1
,
Hiroshi MEGURO
1
1東北大学農学部食糧化学科食品分析学教室
pp.739-744
発行日 1986年7月15日
Published Date 1986/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913006
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概要
蛋白質を定量する場合,他の多くの定量法では,適当な誘導体に導いたり,付加物を作ったりしている.紫外線吸収測定法は,これら,他の方法に比して次のような長所がある.
(1)本法は誘導体化などの化学的修飾を行わないため,試料の損失がなく,貴重な試料を回収することができる.
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