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                                研究 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    腎糸球体基底膜の鍍銀法—過ヨウ素酸・硝酸銀(PASN)法について
                                    
                                    
                            
                            
                                    
                                    Periodic acid-silver nitrate (PASN) impregnation method for renal basement membrane
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                前田 明
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                古屋 よりみ
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Akira Maeda
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Yorime Furuya
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1東邦大学病理学教室
                
                
                
                
                  1Dept. of Pathology, Toho Univ., School of Medicine
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1759-1760
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1984年12月15日
                  Published Date 1984/12/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912450
                
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はじめに
今日,腎糸球体病変の病像把握には免疫学的手法や電顕的観察がルーチン化され,より詳細な情報が病理診断の正確化に大きく貢献している.とは言え,一般光顕標本はいまだ病理診断における基本であり,その重要性は不変である.
光顕標本の腎糸球体基底膜染色法にはPAS染色,PAM染色があり,常用されているが,Gamble1)はPAS染色の後染色としてライトグリーン染色を施すと,糸球体に沈着した免疫複合体は青色を,基底膜はマジェンタを呈し,腎糸球体病変のルーチンの染色法としてその有用性を報告している.一方,PAM染色による基底膜の鮮明さはPAS染色よりも優れ,とりわけspike leasionの観察には欠かすことのできない染色法で,糸球体病変の診断にもっとも効果的な方法であるという見解もある2).
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