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資料
回転粘度計を用いる血液粘稠度測定についての基礎的実験
A New Method for Measurement of Blood Viscosity by Bioleolyzer and its Fundamental Experiment
北島 均
1
,
佐藤 千秋
1
,
松島 弘子
1
,
小山 寿光
1
Hitoshi KITAJIMA
1
,
Chiaki SATO
1
,
Hiroko MATSUSHIMA
1
,
Toshimitsu KOYAMA
1
1埼玉医科大学輸血センター検査室
1Laboratory of Blood Transfusion Center, Saitama Medical School
pp.1180-1183
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912002
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はじめに
血液粘稠度測定には,一般的に毛細管粘度計(Hess法1),Ostwald法2))が行われている.この方法は簡便であり,水や血清などのようなNewton流体にはよいとされている.しかし,血液のような血管内を流動しているときの粘稠度値は一定でなく,血管の径および流速によって変動を示す非Newton流体には適応した方法とは言えない.
回転粘度計(バイオレオライザー3,4))は,ずり速度を変換して粘稠度を測定でき,血液流体特性を知ることが可能であるので,生体内で起こる血液の流動性の変化を推定するのに有用である.
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