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資料
沖縄県における尿沈渣標本作製のための器具および手技の現況について—各病院に対するアンケート調査から
The Present Status of Techniques and Instrumentations of Making Preparation for Urinary Sediments in Okinawa Prefecture:Investigation by the Ancate Obtained from Main Hospitals in Okinawa Prefecture
知念 清栄
1
,
根路銘 国政
1
,
玉那覇 秀雄
1
,
松井 克明
1
,
外間 政哲
1
Seiei CHINEN
1
,
Kunimasa NEROME
1
,
Hideo TAMANAHA
1
,
Katsuaki MATSUI
1
,
Seitetsu Hokama
1
1琉球大学医学部附属病院検査部
1Dept. of Central Laboratory, Univ. of Ryukyu, School of Medicine
pp.923-927
発行日 1983年8月15日
Published Date 1983/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911947
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はじめに
1974年以来,全国的な規模で尿沈渣の基準化が検討されてきている.これは全国どこの医療施設で実施された検査データであっても,相互に比較したり利用したりできるように,検査方法や成績の報告などの統一化を図ろうとするものである.そのためには,使用する器具の統一化や操作法の画一化が望まれるところである.
沖縄では日本復帰後10年が経過し,ようやく本土並みの医療水準に到達してきている.そこで,尿沈渣において使用する器具および操作法の全国的な統一化へ向けての参考に供するために,沖縄県の各医療施設における尿沈渣の実態調査を実施したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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