技術講座 一般
尿沈渣標本の作り方と報告の仕方
畠山 勅男
1
,
肥塚 卓三
1
,
赤井 俊洋
1
,
奥田 清
1
1大阪市立大学病院中央臨床検査部
pp.153-159
発行日 1980年2月1日
Published Date 1980/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201999
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尿沈渣の鏡検は腎及び尿路の病態を知るうえで古くから重要な検査とされているが,その作製法,鏡検法及び報告様式についてはいまだ統一された方法がなく,したがって,実際に検査に携わる者にとっては困難を感じるケースが多くみられた.
今回,私どもは,尿沈渣標本の作製法及び鏡検法,報告様式を大阪市立大学病院にて行われている方法に準じてまとめてみたが,本稿が日常ルーチン検査に忙殺されている技師諸氏に些かなりとも参考になれば幸いである.
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