質疑応答
免疫血清 Davidsohn吸収試験(Paul-Bunnell反応)における異常症例
安田 純一
1
,
K生
1国立予防衛生研究所血液製剤部
pp.615-616
発行日 1982年5月15日
Published Date 1982/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911556
- 有料閲覧
- 文献概要
〔問〕 成書にはDavidsohn吸収試験の正常者,血清病,伝染性単核症の場合の吸収効果が説明されていますが,私の検査室で,未吸収256倍,加熱ウシ血球による吸収512倍,モルモット腎による吸収512倍という凝集を示す検体がありました.同一のヒツジ血球を用いた他検体では,このような異常凝集は認めず,また再検査後も同じ結果でした.この異常凝集についてお教えください.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.