新しいキットの紹介
RIA法によるHBe抗原・抗体測定の検討
升田 隆雄
1
,
浅井 清正
2
,
大竹 和則
2
,
玉村 和栄
2
,
永井 邦子
2
1国立名古屋病院内科
2国立名古屋病院臨床検査科
pp.1053-1056
発行日 1981年9月15日
Published Date 1981/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911342
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はじめに
HBV感染症におけるHBe抗原・抗体系は感染性あるいは予後判定上のマーカーとして,臨床的に重要な意義を有している1).従来その検出はMicro Ouchterlony(MO)法などによっていたが,これらの方法は感度が低く,また判定に客観性が乏しいことなど多くの問題点を有している.このほど固相法によるラジオイムノアッセイ(RIA)法2)での検出を行い,MO法との比較検討を行ったので報告する.
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