Japanese
English
研究
正常児の末梢運動神経伝導速度
Motor nerve conduction velocities in normal children
三杉 信子
1
,
小川 泰子
2
,
坂井 慶子
2
,
千葉 由美子
2
Nobuko MISUGI
1
,
Yasuko OGAWA
2
,
Keiko SAKAI
2
,
Yumiko CHIBA
2
1神奈川県立こども医療センター整形外科,検査科
2神奈川県立こども医療センター検査科
1Dept. of Orthopedic Surgery & Laboratory of Electromyography, Kanagawa Children's Medical Center
2Dept. of Laboratory of Electromyography, Kanagawa Children's Medical Center
pp.915-918
発行日 1981年8月15日
Published Date 1981/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911314
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はじめに
末梢運動神経最大伝導速度の測定は,末梢神経疾患の電気的診断法の一つとして,知覚神経伝導速度の測定とともに日常検査に取り入れられ広く利用されている.末梢運動神経伝導速度(motor nerve conduction velocity;MCV)の小児の正常値について,我が国での報告は極めて少なく.年齢別の正常値として日常検査に利用できるものは余りない.
著者らは神奈川県立こども医療センター筋電図室において検査を行った例から,適当と思われるものを取り出して正常値を得るために検討した.
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