アイソエンザイム・3
CK
高木 康
1
,
鵜澤 龍一
1
,
由宇 芳上
1
1昭和大学臨床病理学
pp.317-322
発行日 1981年3月15日
Published Date 1981/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911184
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クレアチンキナーゼ(CK)は生体内で次の反応を触媒する酵素で,筋肉のエネルギー代謝に関与している.
ATP+クレアチンpH9.0⇔pH7.4ADP+クレアチンリン酸 生体内ではこの反応は左方向に傾斜しているが,これはクレアチンリン酸がATPより高エネルギーリン酸結合を有するからであり,これらの高エネルギーリン酸化合物は筋肉の収縮に不可欠のものである.
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