研究
耳朶単極誘導における電極間距離とフィルターに関する研究—Ⅱ.棘波性脳波異常について
村山 利安
1
,
久下 陽子
1
,
吉井 信夫
2
1慶大病院中検脳波室
2東邦大第2外科,脳神経外科
pp.944-946
発行日 1976年9月15日
Published Date 1976/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909482
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はじめに
頭皮上に置かれた活性電極と耳朶を結んだ単極誘導の中で活性電極と同側の耳朶を不関電極とした同側耳朶単極誘導と,反対側の耳朶を不関電極とした交差耳朶単極誘導の徐波性脳波異常に及ぼす変化については既に発表した1).今回は棘波性脳波異常について,その波の持続時間,振幅およびHi cutフィルター使用時の変化について両単極誘導を比較検討した.
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