研究
二波長測光によるトランスアミナーゼ活性の検討
石塚 民幸
1
,
小沢 和雄
2
1石塚病院
2石塚病院検査科
pp.873-875
発行日 1975年8月15日
Published Date 1975/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909068
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701形日立システム光度計を使い,ライトマンフランケル法によるGOTおよびGPT測定を行った.測定波長はλ1=600nm,λ2=505nmまたは546nmを用い,一波長測光法と良い相関が得られた.検討の結果701形の較正には,試薬ブランク(0に合わせる)および,血清の代わりに2mMピルビン酸塩溶液を入れたもの(72に合わせる)を用いると,臨床の立場から要求される最も大切な正確さと精密度を満たしたデータを迅速に提供することができる.
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