研究
入院時における血中HBs抗原および抗体検査の必要性について
白井 美江子
1
,
堀 況子
1
,
中野 和子
1
,
嬉野 るみ子
1
,
佐藤 蓉子
1
,
瀬戸 幸子
1
,
塚田 理康
1
,
真弓 忠
2
1虎の門病院血清検査室
2自治医大予防生態学
pp.396-397
発行日 1975年4月15日
Published Date 1975/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908937
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はじめに
オーストラリア抗原(以下HBs抗原)とB型肝炎ウイルスとの関係はいわれてから久しいが,病院入院患者のHBs抗原・抗体陽性率と分布,それに伴う感染予防に関してはまだデータが少ないように思われる.
今回,入院時におけるHBs抗原・抗体の保有率・陽性者の分布などについて調べたところ興味ある結果を得,入院時にHBs抗原およびHBs抗体検査を行うことが必要と考えられたので報告する.
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