特集 自動化臨床検査法
化学
ブドウ糖
佐々木 禎一
1
,
池辺 正
1
1札幌医大中検
pp.1205-1208
発行日 1973年11月1日
Published Date 1973/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908275
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臨床化学検査の分野ではブドウ糖の測定が早くから自動化され,Hoffman法(還元法)1)を原理とした,オートアナライザー単チャンネルを用いる血糖測定法2)が広く普及している.他にGlucose oxidase法3),o-Tolui-dine-ホウ酸(o-TB)法4,5),あるいはHexokinase/Glu-cose-6-phosphate dehydrogenase法6),さらにSMA12オートアナライザー用にCu-neocuproine法7)を利用する方法がある.またSomogyiのNa2CO3カラメル法8)を原理とした尿糖の自動分析法9)も簡単で利用されている.それぞれ改法,変法も少なくないが,ここでは代表的な方法4例のみを紹介する.
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