研究
血清尿酸定量法についての検討—Carawayの改良法について
佐藤 松男
1
,
富永 房雄
1
,
渡辺 泰助
1
,
小林 稔
1
1江東微生物研究所特別検査科
pp.79-81
発行日 1973年1月15日
Published Date 1973/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907953
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著者らはCaraway法の変法である簡易尿酸定量法を考案し次の成績を得た.
(1)検量線は15mg/dlまでBeerの法則が成立し感度も良好である.
(2)各種管理用血清による測定値は満足すべき成績であった.
(3)呈色は発色後40分まで安定している.
(4)回収率は良好で92.7-111.6%(平均100.7%)と従来法の欠点は改善された.
(5) Caraway法との相関も高く,相関係数(r)=0.967であった.
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