Senior Course 生理
インピーダンスプレチスモグラフと電極
栗沢 貫治
1
1日本光電工業KK開発部
pp.796
発行日 1972年7月15日
Published Date 1972/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907697
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心電図や脳波は生体内に発生した電圧を導出して増幅記録するものであるが,生体を電気的導体とみなし,そのインピーダンスを測定して血流や呼吸の状態を知ろうとする装置がインピーダンスプレチスモグラフである.インピーダンスプレチスモグラフ(以下,IPGと略)はまだあまり臨床的に利用されてはいないが,血流の定量的計測,肺疾患の診断など諸方面から研究が進められており,将来は一般的な検査手段となる可能性がある.今回はこのIPGの原理とその電極について概説したい.
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