新しいキットの紹介
血清リン脂質定量法に関する検討—Phospholipids-Test Wakoについて
久城 英人
1
,
吉田 高子
1
,
福井 巌
1
1京府医大病院臨床検査部
pp.1135-1138
発行日 1971年11月15日
Published Date 1971/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907371
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血清リン脂質はレシチン,リゾレシチン,セファリン,スフィンゴミエリンなどよりなり,リポタンパクの形で血清中に溶存し,総リン脂質濃度はおおよそ125—300mg/dlとされている1).
血清リン脂質の定量法はいずれも,(1)血清からのリン脂質の分離,(2)リン脂質の無機リン化,(3)無機リンの比色定量の3段階から成り立っている.
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