特集 日常検査法—基礎と要点
部門別の基礎技術
Ⅳ.細菌学
ウイルス検査の実際
徐 慶一郎
1
1関東逓信病院第1臨床検査科
pp.1298-1300
発行日 1970年12月1日
Published Date 1970/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907002
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ウイルス性疾患
ウイルス検査の対象となるウイルス性疾患は,現在その大半は病原ウイルスが判明し,多くのものが,技術の難易はあれ実験室内で培養,証明が可能になってきた.
これら病因となるウイルスは,その形態・構造・物理化学的性状・免疫学的特異性・宿主細胞域・その他の生物学的性状などにより分類される.これを表示すると,表1のようになる.
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