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時間肺活量曲線決定の諸因子
滝島 任
1
1東北大・第1内科
pp.992
発行日 1970年10月15日
Published Date 1970/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906931
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時間肺活量曲線,最大(努力)呼気曲線とは,スパイログラムをとる際に,被検者に最大吸気位からできるだけカいっぱい,すみやかに呼息させた際得られる曲線をいう.この曲線の特微を形づくる要素は,肺活量と呼気速度の両者である.肺活量の大きい小さいは曲線の振れを決定する因子であり,呼気速度は曲線の傾斜に関係する.
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